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  1. 滋賀県議会 2023-03-07
    令和 5年 3月 7日予算特別委員会土木交通・警察・企業分科会−03月07日-01号


    取得元: 滋賀県議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-15
    令和 5年 3月 7日予算特別委員会土木交通警察企業分科会03月07日-01号令和 5年 3月 7日予算特別委員会土木交通警察企業分科会       予算特別委員会 土木交通警察企業分科会調査報告書                                開会 10時00分 1 開催日時      令和5年3月7日(火)                                閉会 11時07分 2 開催場所      第二委員会室 3 出席した委員    桑野分科会長中村分科会長             白井委員目片委員富田委員成田委員九里委員、             今江委員(欠席:杉本委員) 4 出席した説明員   門間土木交通部長および関係職員 5 事務局職員     中村主査福野主任主事 6 会議に付した事件  別紙次第書のとおり
    7 配付した参考資料  別紙のとおり 8 議事経過概要   別紙のとおり   土木交通警察企業分科会に依頼された調査経過概要につき、別紙のとおり報告いたします。                  議事経過概要 開会宣告  10時00分 《土木交通部所管分》 1 議第1号 令和5年度滋賀一般会計予算のうち土木交通部所管部分について (1)当局説明  門間土木交通部長土井土木交通部次長 (2)質疑意見等 ◆今江政彦 委員  建設産業魅力アップ事業についてですが、建設業界人材確保は随分前から取り組んでいて、年一回フェスタもしていたと思うのですけれども、実際人材が増えているのか、状況を教えてください。  2点目ですが、鉄道関係について、最近ホームでの自殺が特に新快速の通過駅で多いのですが、安全対策のロープはJRの責任で設置するのですか。いつも気がかりなので、この整備状況について、お分かりになる範囲で教えてください。  3点目ですが、空き家対策事業費で、空き家が放置される理由として、解体費がかなり高騰していることがあり、古い一軒家が建っていると土地の値段がかなり下がるということがあります。空き家解体支援というのは具体的にどういう形でされていくのか教えてください。 ◎速水 技術管理課長  1点目の建設業界人材状況でございますけれども、業界のほうと連携させていただいて建設産業魅力アップ事業をさせていただいております。なかなか定量的な評価はできないのですけれども、最近国勢調査の結果がまとまりまして、滋賀県内建設業に従事する、20代とか30代の若年層減少幅が、5年前に比べますと非常に縮小しています。減少傾向ではあるのですけれども、減少幅が縮小しています。建設産業魅力アップ事業は、それに直結しているのかどうか分からないですけれども、8年ぐらい継続して実施していますので、一定効果は出ていると考えております。 ◎渡辺 土木交通部管理監  2点目のJRホームの柵についてですが、JRでは、運賃に上乗せをする形でバリアフリーを進めておりまして、その中にホーム柵等についても入っていると聞いております。JRのほうで順番に整備を進めていくことになります。現時点で、それに対して県のほうで主体的に何かをするという状況にはなっておりません。 ◎伊香 住宅課長  空き家解体支援についてです。特定空き家あるいは不良住宅として市町が判定し、解体に当たって市町補助をすることになった場合に、その5分の1、上限として10万円を県から補助しております。  別に国の補助もございまして、国としては全体事業費の5分の2を補助するという制度がございますので、市町にとっては国から半分程度もらえて、市町負担分のうち10万円は県から補助を受けていることになります。 ◆今江政彦 委員  ある程度限定された中での解体支援だと思うのですが、今お聞きした金額ではしんどいかなと思います。期限もあるかと思いますけれども、特に危険な家屋については、国も県も市町も含めて積極的に支援をお願いしたいと思います。  建設業界人材の話ですけれども、資材は高騰し、人材がないということになってくると、公共工事を含めてどこも大変苦しい状況になります。引き続き建設業界労働環境はしっかり整えてほしいと思います。公共工事については一昨年に滋賀県が締結する契約に関する条例ができたので、いろいろな設計料の単価においても現場の賃金をしっかり確保できるように取組をしていただいているのですが、この辺は一層やっていただきたいと思います。県も市町公共事業でいろいろ影響が出ていますので、地道な取組だと思うのですけれども、引き続きよろしくお願いしたいと思います。 ◆成田政隆 委員  関連も含めて空き家関係ですが、そもそも空き家になっている原因がどこにあるのかを分析した上で、予防啓発事業をされているのか教えてください。  部局別予算概要194ページの魅力ある公園づくり事業スケートボード利用在り方ですが、どういった公園想定しながら準備を進められていますか。また、今回されるところから今後どのように展開していくのか、教えていただきたいと思います。 ◎伊香 住宅課長  空き家の発生する原因については、しっかりとした分析はできておりませんけれども、所有者の方が死亡された、所有者が入院や施設に入所されたことにより、住んでいた家が空き家になるということだと思います。所有者相続人に当たる方については、空き家として放置していても特に困っていない、あるいは物置として利用しているということで、手放そうとしないといったこともあります。また、中古住宅市場で、状態の悪い住宅、あるいは立地条件の悪い住宅については、なかなか売却が難しいということもございます。さらに、解体費用が相当高額になる部分もございますので、その費用が捻出できずに、手放そうとしても手放せないという理由もあるとアンケート等では聞いております。 ◎石山 都市計画課公園緑地室長  スケートボード利用在り方検討する公園想定でございますけれども、現在のところ地域の方と話合いをさせていただいているのが、大津市の春日山公園と長浜市の奥びわスポーツの森の2か所でございます。話合いはさせていただいておりますけれども、ここを前提に進めるといった想定はしておりません。地域を限定せずに、まず全体を俯瞰した上で今後、場所を設定していくということを考えております。その上で、さらにほかの公園への広がりといったことも検討の中で考えていきます。 ◆成田政隆 委員  空き家については、恐らく亡くなられた方の所有物がたくさんあるがゆえに、御家族がなかなか処分できないというケース等もあると思います。私の親も要らないものは処分し始めているのですが、先々にいろいろなところで空き家が有効に活用されるよう、未然防止的な取組として啓発も大事だと思います。そういった部分も含めて取組を進めていただきたいと思いますし、新たに宅地造成されていく中で空き家が注目されていないところもあると思いますので、できる限り空き家が注目されるような施策推進をお願いします。先ほど今江委員から話がありましたが、解体費用が大きなネックになっているのであれば、プラスアルファで色をさらにつけていくようなことも考え、そこに新たな住宅ができるような取組も必要ではないかと思います。そういった分も含めてしっかりと分析を行いながら、次の施策を進めていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。  スケートボード関係ですが、公園利用者等との協働により検討するということで、今2つの場所で話をされているということですが、例えばスケートボードをやりたい若い方々の声とも連動させながら取組を行っていかれるのですか。今後さらに展開していく上で、住宅が近くにある公園であれば、地域住民方々との関係もいろいろあると思うのですが、湖岸緑地公園等も含めると、整備できる場所が結構あるのかなと思います。そういった部分で、どこでやりたいかといった楽しみたい方々の声をどう反映していくか、希望が丘文化公園スケートボードなどのパーク的なものをどうするかを検討されていると聞いているのですが、そうしたスケートボードパークみたいなものまで設置するのかどうか、どのようにお考えなのか伺いたいと思います。 ◎伊香 住宅課長  空き家の発生の未然防止は非常に重要だと考えています。空き家所有者であるとか、空き家所有者予備軍、つまり田舎に親が住んでいて都会に出てきているような若い世代を対象にした啓発動画も作っておりますし、市町によっては高齢者空き家所有者に対してチラシを送付するといった取組もしているところですが、一層の充実を図っていきたいと考えております。  空き家解体費用については、田舎の大きな家ですと400万円、500万円かかることもあり、市町によっては大きな額の補助をしているところもあります。そうした努力をしている市町があることも十分考えながら、補助の件数をどうするのかも含めて考えていきたいと思います。 ◎石山 都市計画課公園緑地室長  スケートボードをする若者の声をどのように取り込んでいくかということでございますけれども、来年度予算を頂いて着手させていただきます検討の中で、その辺も調査をさせていただきます。どのような手法とするのかはこれから考えてまいりたいと思いますけれども、今考えておりますのは、公園の再整備をしていく中で、ワークショップなどの場を設け、新しいスポーツをどのような形で取り入れられるのかという地域方等の御意見も伺いたいと考えております。  それから、希望が丘文化公園スケートボードパークにつきましては、文化スポーツ部所管ですので詳細は承知しておりませんけれども、試行をされるということは存じております。これも来年度からの公園魅力向上推進会議の中で、情報交換をさせていただきながら、県全体としてスケートボードのニーズをどのように公園の中で満たしていくかということも検討してまいりたいと考えてございます。 ◆成田政隆 委員  最後にしますが、東京五輪のときからスケートボードなどがいろいろと注目されるようになったことから、何かいろいろとやって注意されるようなところではなく、やりたいときにやれる場所整備することで、より人が集まり楽しんでいただける環境をつくっていけると思いますので、ぜひともいいものを造っていただきたいと思います。 ◆目片信悟 委員  公共交通について、先ほど部長次長説明の中で、地域の発展に欠かせないでありますとか、観光や暮らしの役割が大きいという御説明があったと思うのですけれども、それなら別に県が補助をしなくても、単独でやっていけるのではないですか。役割がないから県が補助をしないといけないのではと思います。  地元利用観光利用の両面から利用促進に向けた取組展開するでありますとか、公共交通を活用した観光誘致の強化を推進すると位置づけているのであれば、もう少し現状をしっかり認識して、この予算をどのように事業につなげていくのかということにもう少し危機感を持って取り組んでもらいたいと思います。これで何を求めるのか、いつまでやるのか、その結果どういうことが想像されるのかという説明がもう少しほしいと思いました。そうでないと、これをもう少し派生させていけば近江鉄道信楽高原鐡道も自立できるようになるといった期待がなかなか出てこないですけれども、その辺りはどのように考えているのですか。 ◎渡辺 土木交通部管理監  地域交通については申すまでもなく、コロナ禍人口減少影響もある中で危機的な状況を迎えており、我々としては、今までにない危機感を持って大きく変えていく必要があると考えております。地域交通を支える、維持する、そういう仕組み全体を考えていく必要があり、地域交通ビジョンを策定して、それを基に様々な取組を進めていこうとしています。そうした中で、御指摘のとおり観光振興や様々なところで利用促進取組をやっていますが、地道な取組であり、これで劇的に利用者が増えるというようなことは想定ができないのも事実です。また、信楽高原鐡道近江鉄道がしっかりと自立できるまで支援するのは相当な時間がかかります。  現在、地域交通鉄道路線バスコミュニティバスを中心に成り立っているわけでございますけれども、果たして今ある鉄道鉄道のままでなければならないのかということはしっかりと考えていかなければならないし、鉄道の特性としては、大量輸送であったり定時制であったりするのですが、本当にそれが鉄道でないと確保できないのか、どの地域でもそうなのかということも考えていかなければなりません。  バスについても、5人ぐらいしか乗っていないのに30人乗りのバスを果たして運行しなければならないのか、そうしたこともしっかりと考えた上で必要な移動手段、できるだけ少ない経費で何とか維持できるようなことをしっかりと考えていかなければなりません。その上で、利便性確保利用促進、そうしたことを全体的に組み合わせて持続可能なネットワークをつくっていくという思いで取り組んでいます。 ◆目片信悟 委員  まさしくそのとおりだと思います。効率化ができて、それが従来の支援の仕方よりも住民に喜ばれ、費用も少なく済むようになることが大事だと思います。もう少し具体的な数字としてどのように展開をしていくのかをしっかり説明しないといけないと思います。今後、交通税が議論される中で、徴収はされるけれども空気を運んでいるだけではないかみたいな話になっては元も子もないので、その辺りのことを土木交通部としてしっかりと答えることができるように理論武装しないといけません。そういった予算でなければならないと思います。今後の展開として、数字的にどのように考えていますか。 ◎渡辺 土木交通部管理監  地域交通ビジョンの策定に当たりましては、利用者皆さん県民皆さん事業者皆さん、様々なところからしっかりと意見を聞いた上で、滋賀県が将来どういう交通の姿を目指すのかをつくり上げていきます。それを示した上で、皆さんがこういうことを求めているのであれば、これぐらいの経費がかかるということも同時に示しながら、みんなで議論して、将来の姿を見せていきたいと思います。そういう中で、費用負担が新たに発生するということであれば、委員から話がありました交通税の理解にもつながっていくのではと考えております。 ◆白井幸則 委員  部局別予算概要184ページに職員給与費の記載がありますが、職員は何人おられるのでしょうか。その中には長期でお休みされている方もいると思いますが、把握していれば教えてください。技術職の比率も教えてください。昨年度、または直近5年でもいいのですけれども、懲戒などの処分はどの程度あったのか教えてください。 ◎松本 監理課長  令和4年度の土木交通部職員数につきましては、総数で648名です。休暇中等職員数については、今手持ちにございませんので、また後ほど資料を提供させていただければと思います。 ◎速水 技術管理課長  技術職員につきましては、先ほど申し上げました土木交通部職員総数648人のうち、土木職建築職電気職機械職等を含めて432人います。 ○桑野仁 分科会長  懲戒の件は後ほどお願いします。 ◆白井幸則 委員  648人は職員の数で、ほかに会計年度任用職員も何人かおられるということですか。 ◎松本 監理課長  会計年度任用職員につきましても、資料を持ち合わせておりませんので、後ほど先ほどの件も含めて提供させていただきます。 ◆白井幸則 委員  分かりました。事業予算も少し増額になっており、職員の負荷がやっぱり増えると思います。仕事をきちんとできるだけの職員を抱えていることができていますか。戦力だと思っていたが何らかの理由長期休暇に入っているという事情もあると思います。昨今、働き方改革が言われている中で、職員が生き生きと気持ちよく仕事ができるようにしていくためにも、そういった数字もしっかりと把握しておかなければなりません。そして、万が一にも公務員として決められたルールを逸脱するような人が出てはいけませんので、今おられる管理職の方がしっかりとその役割を果たし、組織として結果を出していかないといけないと思います。その辺りをしっかりと心がけていただければと思うのですけれども、お考えがあれば教えてください。 ◎速水 技術管理課長  働き方につきましては、職員仕事効率化平準化が非常に重要だと思います。平準化については、一年を通じて余り繁閑の差がないように、議会でもお認めいただいた債務負担行為により発注業務平準化したり、あるいは各所属間での応援体制を確保し、できるだけ特定職員に偏らないようにしたりしています。また、効率化については、簡易な確認であれば、現場に行かずにテレビ電話などのリモートで確認することで、往復の行き来の時間を節約できますし、積算システムも今リニューアルを考えておりまして、そういったテクニカルな部分もできるだけ効率化して、働き方の改善に努めていきたいと考えております。 ◆白井幸則 委員  そういった形でよろしくお願いします。納税者である市民、県民の方からは、たくさんの予算を取っていろいろなことをやっていると聞いているけれども、いつまでたっても仕事が進んでいないという声を聞いたりします。マネジャーがコントロールし、仕事をして、しっかりと結果を出していけるようになると、県民皆さんが時間を含めて利益を得ることになるので、特に管理職の方がしっかりとやってほしいと思います。  そして、自分の所属で何人人を抱えているのかとか、そういったことすら把握できていないようではいけないと思います。職員給与費県庁職員平均給与で割ったら人数が出てくるではないですか。職員給与費53億円に対して、正規の職員が648名ということは、会計年度任用職員がすごい数おられるのだなと今思ったのですけれども、そうしたことを含めてきちんと管理ができるように心がけてほしいと思います。 ◎三和 土木交通部理事  御心配いただきましてありがとうございます。我々も全力でやっておりますし、管理職の立場として、技術職員含めて土木交通部職員皆が気持ちよく仕事ができるように、今後も努めてまいりたいと思いますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。 2 議第9号 令和5年度滋賀土地取得事業特別会計予算のうち土木交通部所管部  分について (1)当局説明  土井土木交通部次長 (2)質疑意見等  なし 閉会宣告  11時07分  県政記者傍聴:なし  一般傍聴  :1人...